エヌの解放

40代独身女の適当な日常です。

私の残りの人生について考える。

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年末、実家に帰ると、父が腰のヘルニアが悪化したとのことで寝込んでいました。

ここ何年も年末年始は両親と私の3人で過ごしていたんですが、父が寝室から出てこないので、今年はついに母と2人きりでした。「いつかこういう日が来るんだろうね」と、縁起でもないことを言いながら、、。

本当に縁起でもない話で申し訳ないんですが、もし父が先に亡くなるようなことがあれば、実家に戻ろうと思ってます。そのときまで独身だったらの話ですが、、。まあ、きっと独身でしょう。母が先に亡くなっても、すぐに戻ることはないと思います。父のことが嫌いなわけではないけど、お互い元気なうちは自由に暮らしたほうがいいに決まってます。母とはとても仲がいいので、お互い年老いたら一緒に暮らすのも悪くないな~と。

そんなことを書きながら、金スマ高橋真梨子さんの特集を見てました。余命半年と宣告されたお母さんを東京に呼び、一緒に暮らしたという最後の4ヶ月間(余命を待たずに亡くなったそうです)のエピソードは、胸に迫るものがありました。母子の関係は様々ですから、共感とは呼べないかもしれませんが、いつか自分も母を失うときが来るのだと思うと、どうしようもない寂しさに襲われました。誰しもに訪れることだし、私も乗り越えていくんだろうとは思いますが。

寂しさに襲われると同時に、決意を新たにする機会でもあります。「母に優しくしよう」と。母だけじゃなく家族に優しくなろうと、思いを再確認します。パートナーも子供もいないので、私の時間はすべて私のものなんです。だからそれを、なるべく家族のために使おうと、私の残りの人生の時間は家族のために使えたらいいなと思っています。