エヌの解放

40代独身女の適当な日常です。

お鼻テカテカも、私にとっては喜びでした。

ここのところお肌の調子がいいのは、私の努力ではなく、乾燥の季節が終わりを告げたということでしょうか。1年中ハンドクリームが欠かせない乾燥肌で、150~200ml(あるいはg)のボディクリームは1ヶ月でなくなります。人と比べたことがないので、それが早いのか普通なのか、気になるところなんですが。沖縄に移住した私の友人は、ボディクリームもハンドクリームも使わないからと言って、お土産にもらったそれらを全部私に流してくれていました。世の中には、そんなに潤ってる人がいるんだなぁと羨ましくなりました。彼女が退職すると聞いて、ハンドクリームなら間違いないだろうとプレゼントしていた男性も、まさか私が使っていたとは思うまい、、、。

子どもの頃からアトピーがありまして、今では言わなければわからないくらいにまで回復しましたが、アトピー仲間にはバレているかもしれませんね。それもあって、お肌は若い頃から常に乾燥していて、あぶらとり紙というもの全くを使わない青春時代でした。同級生たちが教室で、どれだけ取れたか、あぶらとり紙を見せ合っているのが羨ましかったものです。大学に入ってお酒を飲むようになると、血行がよくなるせいか、症状の悪いところだけ赤くなってくるんです。「〇〇(私の名前)は、飲むと顔が”まだら”になるね♪」と、屈託なく言ってきた男の子に、腹も立ちませんでした。そのあまりの屈託のなさに、救われたような気さえしました。「気持ち悪い」とか「汚い」とか、思わないんだなって。そうして私は、思ったことは躊躇わずズバズバ言うサークル仲間に囲まれて、大抵のことは気にならなくなった気がします。気にしてたらやってられなかった。そのことに限らず、彼らの中に私を傷つけようという悪意がなかったからかもしれません。いじり方に愛情があったんですよね。悪意がなくても傷つくことはあるし、悪意がなくても一生許せないこともありますが、、。最近になって(と言っても数年前)、「アトピーがあるんだよね~」と同僚(年下男子)に言ったら、「え、アトピーって感染るんですか?」と言われ、久々にちょっとだけ嫌な気持ちになりました。そういう風に思う人っているんだな~と。あとなんとなく、言葉の端々に敬意が感じられなかった。年上だから敬えっていう意味じゃないですよ。人として、という意味で。まあでも、自分が経験したことないことは、理解しろと言っても無理ですから、仕方ないですよね。私もなるべく理解しようとは心がけてますが、私だってきっと知らないところで誰かを傷つけてしまっているだろうし。

大学を卒業する頃にはだいぶアトピーの症状は改善されて、薬は欠かせませんでしたが、パッと見はわからないくらいになりました。するとどうでしょう! お鼻がテカテカしてきたじゃないですか~♪ 自分の身体が自分で脂を出している。こんなに嬉しいことはなかったです。世間の女性が疎ましく思っているであろうお鼻テカテカも、自分の身体が正常に機能していると思うと、私にとっては喜び以外の何ものでもありませんでした。テカテカに光った鼻を鏡で見て、「うわ~♪」ってウットリしてました。今はまた歳のせいで皮脂は出なくなってしまいましたが(苦笑)。

 

今日の夕飯です。昨日の夕飯と同じ。昨日作った餃子は3分の2を焼いて、残りの3分の1は焼かずに冷凍。焼いた餃子は昨日と今日の夕飯に半分ずつ食べました。味噌汁も同じ具、、。2日間同じ夕飯を食べることになんの問題も感じない女です。何故か悪あがきしてランチョンマットを変えてみました。

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