エヌの解放

40代独身女の適当な日常です。

駄目な人になるシーズンもある。

ブルゾンちえみさんが気になりすぎて、「人は見た目が100パーセント」をダラダラと見続けている私です。ドラマはそれほどには面白くないんですが(つまらなくもない)、とにかくブルゾンが気になって仕方がない。

それはいいいんですが、ドラマの中でヒロインが言われた台詞を、私も言われたことがあります。昨日の第9話のラストでは衝撃の展開を迎え、ネットがざわついていました。要は、ヒロインが恋心を寄せていた男性から告白されて付き合うことになったんですが、彼には他にも彼女がいて、それを追及すると、彼は悪びれることもなく、

「2人とも彼女です。それじゃ駄目ですか?」

というような答えをするわけです。

流石に私もお口ポカーンでしたが、そういえば、言われてみれば、あり得ない展開じゃなかったな~、と。ヒロインの相手役にしては描き方が薄いんです。全然彼の人間性や人物像が見えてこない。恋愛がテーマではないから、そこは敢えてサクッと描いてるのかな~と思いながら見ていたんですが、そういうことだったのか、と。だって、素敵な男子としては描かれているけど、彼の内面が全然魅力的に描かれていないんです。ちゃんと作ってたんだな~と、失礼ながら感心してしまいました。

「両方好きじゃ、駄目ですか?」

私もこう言われたことがあります。「駄目に決まってんだろ!」(流石にそんな言い方はしませんでしたが)と速攻で突っ込みましたが、こういうこと本気で言う男性って、本当にいるんだな~とビックリしました。選べと言われれば選べるけど、許されるなら選びたくない。それが男性の本音なんでしょうか。その人が駄目な人だったわけではなく、駄目な人になってしまっているシーズンだったのかもしれません。一度駄目な人だったからって、ずっと駄目な人とは限らないですよね。ただ、私の前ではちょっと駄目な人だった。ということは、彼と私は合っていなかったんだろうな、と。「いい人」がいるんじゃなくて、「いい人でいられる場所」というのがあるんじゃないかと思ったりしました。

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