エヌの解放

40代独身女の適当な日常です。

今年最後のバレエを見てきました。

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今年最後のバレエ鑑賞は東京バレエ団の『くるみ割り人形』でした。

12月は多くのバレエ団が『くるみ割り人形』を上演します。

もちろん例外もあって、東京バレエ団赤穂浪士の討ち入りが12月であることから、仮名手本忠臣蔵を題材にした『ザ・カブキ』を12月に上演することがあるし、新国立劇場バレエ団はクリスマスシーズンに『シンデレラ』を上演することも多いです。

しかし、バレエファンとしては(私だけかもしれないけど)、12月に『くるみ割り人形』を見ないと、1年が終わる気がしません。

東京バレエ団が今年上演したモーリス・ベジャール振付の『くるみ割り人形』は、通常とは異なる演出です。ベジャールが幼い頃に亡くした母への、思慕と憧憬が作品いっぱいに溢れた心打つ物語になっています。同時にバレエへの深い愛にも溢れた素晴らしい作品です。

今年の舞台鑑賞数は29公演でした。遠征は2回。

健康で、仕事ができて、舞台に感動して。

有り難い限りです。