エヌの解放

40代独身女の適当な日常です。

ちょっと不快なリプ。

リプって言うんでしょうか。

ツイッターで、@付のコメントがくる、あれです。

先日ちょっと不快なリプがありました。

お互いにフォローしていない相手から、「突然失礼します」という丁寧なリプが来たんです。同じ趣味の方なので、アイコンくらいは見たことがありました。

私がある公演についてツイートしていたのをお読みになったとのことで、

「その公演、見に行かれますか?」というんです。

・・・

・・・

な、なんで?

ビビリませんか? 突然こう聞かれたら。

趣味のブログをやっていて、何度か「お会いしませんか?」と言って頂いたことがあります。「今回もまたそれか?」と思い、ドキドキしました。同じバレエ団、同じダンサーを応援する者として認めてもらえたのなら、それは光栄です。でも、すべて丁寧にお断りしてきました。同じ趣味の方と交流したいという気持ちがまったくないんです。友人と舞台を見に行くのは有りだけど、同じ趣味の方と友人になることには興味がない。「人間関係有りき」の趣味の共有は有りだけど、「趣味有りき」の人間関係は無しなんです。もちろん、最初は趣味で繋がったけど、めちゃくちゃ気が合う友人に出会うことだってあるかもしれません。でも、そんな何分の一かもわからない奇跡のような出会いのために、疲弊するのは嫌なんです。

すべて丁寧にお断りしてきたと書きましたが、実は一人だけ交流したことがあります。バレエ公演の休憩中に、隣の席の女性が話しかけてきたんです。正直「面倒くせぇ」と思いましたが、後半の舞台を気持ちよく見るためには、隣の人とトラブルを起こすわけにはいきません。当時の私は、「面倒くせぇ」と思いつつも感じよくお喋りしてしまう人間でして、そのときもちょっと盛り上がってしまったんですよね。もちろん私は演技ですが。そしたら終演後、電話番号を交換しようと言うんです。「嘘だろ!?正気か?」と思いましたが、当時は断る勇気のない小心者だったので、「嫌だ~、絶対に嫌だ~」と心の中で号泣しながら、連絡先を交換しました。

それからはプチ地獄です。同じ公演に来ていれば、休憩のたびにロビーで待ち合わせしてお喋りをするので、小心者の私はトイレに行きたくても言えません。公演の余韻に浸ることもできない。ロビーの椅子が空いていなければ、平気で階段とかに座る始末。地べたなんて絶対に座りたくないけど、泣く泣く付き合いました。ご主人もお子さんもいる女性なのに、真夜中まで中学生みたいな長電話に付き合わされるし。限界を突破した私は、徐々に徐々に時間をかけて関係を切りました(貸したままのDVDだけが心残り、、、)。

もともと人との交流は得意ではないんですが、そんなこともあって、ブログやツイッターで交流のある方と実際に会うことは、絶対に避けています。どんなに「素敵だな」と思う人でも。

で、先に書いたリプです。

「その公演、見に行かれますか?」と聞くなら、何故それを知りたいのか書くべきだと思うんです。私はまた「会いませんか?」とか言われるんじゃないかと思って、胃がキリキリしてしまいました。「何故ですか?」と聞けない私は、「見に行きますよ~ン♪」みたいな能天気な返答をしました。そしたら、「じゃあ、チケットは購入済みですね。失礼しました」という、結局用件は言わない返事が返ってきたんです。さらに不愉快になりました。

おそらく、チケットが余ってしまって、引き取り手を探していたんだろうと思います。だったら最初から、「チケットが余ってしまったので、興味のある方に連絡をしています」とかなんとか書くべきだと思うんだけどな~。これって、SNS上だけの話ではないですよね。例えば職場の人から、「今日時間ある?」と聞かれるたびにイラっとします(最近はもう聞かれないけど)。飲みの誘いなのか、仕事の話があるのか、残業をお願いしたいのか、何も言わずに聞くのはマナー違反だと思うのは私だけでしょうか。内容によっては「予定がある」と嘘をつくつもりでいる私に、問題があるのかもしれませんが。

姉にこの話をしたんですが、姉はSNSの類を一切やっていないので、

「それはSNSをやっている人間の宿命だから、仕方がない」

の一言で片付けられてしまいました。ごもっともです(笑)。