エヌの解放

40代独身女の適当な日常です。

いつも正解がわからない。

あ~、今日も仕事がつらい。

いや、正確には仕事ではなく職場がつらい。

嫌いなのは今の仕事ではなく(決して好きではないけど)、人です。

結局は人です。、、、たぶん、そう思います。

何がつらいって、朝から人に対して横柄な態度をとっている自分です。

蒼井優さんの結婚が話題になっていて、過去に彼女が語ったらしい「誰を好きかより、誰といるときの自分が好きかが重要らしいよ」という言葉がニュースになっていたんですが、それって恋愛だけに限ったことではないと思います。この職場にいるときの自分が大嫌いなんですよ。もう絶対に辞めたほうがいいと思う。いや、違うか。私はどこに行っても変わらないか、、、。もう性根が腐ってしまったのではないかと不安でなりません。

 

それはさておき。

最近知り合った男子(20代半ば)に、また考えさせられてしまいました。

マッサージを生業とするその男子、新人の頃に常連のお客さんをケアしたところ(ベテランのマッサージ師の補助として入れてもらったとのこと)、「ビギナーっぽくていいね」と言われたんだそうです。

「僕、ビギナーの意味わかんなかったんで、『有り難うございますー♪』って言っちゃんたんすよ~」

、、、、、、、、、、。

こういうところだな。

こういうところだ、私の駄目なところは。

世の中に、「ビギナー」の意味がわからない人間がいるなんて、想像すらできなかった。その想像力のなさが、思いやりのなさに繋がってるんだ、きっと。これじゃあ、自分と違う考え方の人間は全てマイノリティだと思って軽蔑と憐みの目で見ているあの上司と変わらないじゃないか、と。

もう頭の中はプチパニックですよ。

(え?その話、笑っていいの?)

(笑ったら、『馬鹿にしてんすか?』とか、急に真顔でキレたりしない?)

(今、一瞬でも「え?ビギナーの意味知らないの?」みたいな顔をしちゃってなかっただろうか、、、)

とか、瞬時に色々なことを考えましたが、彼の表情から察するに笑ってよさそうだったので、コロコロ笑いながら「いい話だね~♪」と言っておきました。

それで正解だったんだろうか、、、。