エヌの解放

40代独身女の適当な日常です。

一汁一菜と、箸置きのある暮らし。

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昨日はマスキングテープのことを書いたんですが、今週の『マツコの知らない世界』のもう一つのテーマは、<マツコの知らない「箸置き」の世界>でした。

案内人は、2000個の箸置きを収集したという串岡慶子さんという方。

「一人暮らしだから箸置きは、、」というマツコさんに

「私も一人ですよ」と串岡さん。

その後、串岡さんの暮らしが紹介されたんですが、

窓辺に設置されたテーブルがまず印象的で、私もあんな風に自然光の差し込むテーブルでご飯を食べたい!と思ってしまいました。

マツコさんの接し方も丁寧で楽しかった。

案内人に対するマツコさんの反応がいつも面白くて、そこも楽しみにしているんですが、串岡さんに対しては初めから穏やかでリスペクトしている空気があったような気がします。

最初は、いわゆるコレクターさんで、生活云々という話ではないと思って見始めたんですが、彼女が提案したいのは「箸置きのある生活」なんだなということが、途中からわかってきました。

とは言え2000個ですから、もちろんコレクター精神もお持ちだと思いますが(♪)。

で、影響されやすい私は猛烈に箸置きを使いたくなりまして、ずっと飾ってあっただけのキノコの箸置きを初めて使いました。

わざわざキノコのランチョンマットまで敷いて。

わりと食事には時間がかかるほうで、何度も何度も箸が止まるんです。

そのたびに、箸は箸置きへ。

それだけで、なんかいい時間が流れる気がします(笑)。

子どもの頃から食べるのが遅くて、家族で食事に行ってもいつも食べ終わるのは私が最後でした。今でもそうです。友人と食事をしても、私がいつも遅い。

でもそういえば、家でも外でも両親に食事を急かされたことは一度も記憶にありません。有り難いことだよなぁと、最近思います。

 

箸置きって、結構コレクター心をくすぐるアイテムだと思うんです。

まずあの大きさ。そして、愛かったり綺麗だったり、時にはプッと笑ってしまうような面白いものがあったりして。しかもそれが、何個か揃ってるというところがグッときますよね。

並べて愛で甲斐のあるアイテムだと思います。

 

最近ものんびりと続けている一汁一菜と、箸置きのある生活。

夕食の時間だけでも、日常の面倒なことは忘れて、穏やかな気持ちになれたらいいなぁと。

一人でも、いや一人だからこそ丁寧な暮らしがしたいなと思いました。