今年10月に見た美術展の記録です。
バレエ鑑賞の遠征に便乗して、3つの美術館に足を運びました。
2泊3日のバレエ鑑賞遠征旅の最終日、岐阜県美術館で大好きなオディロン・ルドンを見てまいりました。神戸三宮への遠征の帰りに、わざわざ岐阜に寄り道。でも、岐阜駅は名古屋から電車で20分ほどなので、それほど「わざわざ感」はありませんでしたが。
ルドン展の開催を知ったのは、最初はひろしま美術館でした。その後、岐阜県美術館でも開催されると知り、岐阜のほうが近いなと。遠征に合わせて岐阜県美術館へ行くことにしました。
ところが、岐阜から帰宅後、同企画展が東京のパナソニック汐留美術館でも開催されることが判明、、、。うぅ、だったら東京でよかったじゃん、、、と。まあ、東京の美術展は混雑するから苦手なんだけど。
でも、同時開催の『山本芳翠 - 多彩なるヴィジュアル・イメージ -』も見られたので、岐阜に行ってよかったと思います。
『オディロン・ルドン - 光の夢、影の輝き』展@岐阜県美術館
岐阜県美術館は、JR岐阜駅からバスで15分ほど。当日は雨だったので、美術館の正面玄関や外観を撮影できなかったのが残念、、、。
ルドンの作品約300点からなる大規模な展覧会で、久々に大好きなルドンの作品をたっぷりと見ることができて、大満足でした。
撮影はNGということで、UPする写真はなく、、、。
同時開催の『山本芳翠 - 多彩なるヴィジュアル・イメージ -』もとても面白かったです。こちらも撮影はNG、、、。
チラシとチケットは、ルドン展と芳翠展の共通でした。
チラシを開くとこんな感じ。
チラシを探して館内をウロウロしたんですが見当たらなかったので、スタッフの方に聞くと、カウンターの下から出してくれました。何枚か欲しかったんですが、お願いしても2枚しかもらえず。「多くの方に手に取ってほしいので」とのこと。私としては、保存用とファイル用、切り貼り用など、複数枚欲しかったんですが、、、。というか、そんなにギリギリしか刷ってないの? 予算、厳しいのかしら、、、。などと、余計な心配をしてしまいました。それとも、何枚か欲しいという私がわがままなんでしょうか。よくわからなくなってしまいました。
グッズは控えめに。ポストカードと、かりんとう。かりんとうはただ食べたかったんです。一応、パッケージはルドン。
山本芳翠の作品の中で最も気になったのは、この『浦島』という作品です(写真は購入したポストカード)。
なんだろう、この、そこはかとない「諸星大二郎」感、、、。
実物は122cm×168cmの大きな作品です。大好きなんです、大きな絵画。ディテールの豊かさも相まって、圧倒されるものがありました。
岐阜県美術館のルドン展は12月8日(日)まで開催中。
その後、ひろしま美術館、パナソニック汐留美術館に巡回します。