冬でも真夏でも、1年中ハンドクリームが欠かせない女です。
以前、バレエの公演を見に行ったとき、休憩中に自分の席でハンドクリームをぬっていたら、隣のご婦人2人組に、
「臭い、なんか臭いわね」
「本当ね、臭いわね」
「ね? 臭いわよねぇ?」
「本当、本当」
と言われてしまいました。大袈裟じゃなく、本当にこんな感じで聞こえるように言ってきたんです。
性格のあまり良くない私は、一応確認しました。だって、違うかもしれないし。
「もしかして、私のハンドクリームですか? すみません」と。
そしたらなんだか、うんともすんとも言わないで決まり悪そうにしてたけど、だったら言うなよ、と。
それはさておき、それ以来ちょっとハンドクリーム恐怖症になってます。どこで使ったらいいのかわからない、、、。だって、化粧室でハンドクリームを使ったって、臭いと思う人は思うわけで。電車だって人がいっぱいいるから、不快に思う人がいるかもしれないですよね。喫茶店や食事処なんて、食事中の人がいるわけだから、以ての外かもしれない。私も、香水や柔軟剤の香りの強い人は苦手だけど、ハンドクリームで言われるとは思っていなかったので、まさに目から鱗、青天の霹靂でした。そういう人もいるのか~と。気付かなかったなんて、愚かですね、、。自分では気付かないところで他人に不快な思いをさせていたんだなぁ、と。
「よし、化粧室の個室の中でぬってしまおう! それなら誰にも見られない」と思ったんですが、即却下。個室から出たら手を洗うわけで、それでは意味がありません。というわけで、最近はもっぱら化粧室のパウダールームでぬっています。隣の人にちょっと怯えながら、、、。