エヌの解放

40代独身女の適当な日常です。

落ち込んだとき自分にご褒美は買わない。

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朝、いつもより早く家を出られたので、少しだけ遠回りになるけど人の少ない道を歩いていくことに。以前はなかったんですが、いつから始めたのかクッキーの無人販売がありました。横目で見ながら2~3m過ぎたところでUターン。一つ買ってみました。プレーン、ごま、紅茶があったので紅茶を選択。ちゃんと乾燥剤まで入ってました。これで100円。高いのか安いのかわからないんですが、小洒落た店で買ったら数百円はしそうなので、お得感はあるかも。

まあ、小洒落た店はそれなりの材料で作ってるから高いのかもしれないんですが、それほど舌が肥えていないので素材まではわかりません。いや、無人販売がそれなりの材料を使っていないという意味ではありません。つまるところ私が、舌が肥えていないのでどちらを食べても素材までは感じられない残念な人間だという意味です。

そんな私でも、テンションが上がると小洒落た店で買うこともあります。完全に気分です。テンションが上がるときというのは、旅先だとか、いい公演を見た後だとか、この素敵な気分を持続させたい、叶うなら増殖させたいと、おこがましくも思ったときです。まあ、そうじゃなくても、普通に美味しそうだから買うときもあるけど。

逆に、落ち込んだときに美味しい物を食べたり、自分を励ますようなご褒美を買ったりすることって、ないかも。落ち込んだときにお金を使うと、その場しのぎの快楽のために浪費したようで虚しくなるんですよね、、。ご褒美は、幸せな気分のときにもらったほうが、効果倍増で有意義な気がします。

落ち込んだときは無理はせず、自然に浮上するまで待ちます。どんなに落ち込んでも数ヶ月じゃなかったかな~。有り難いことにそれ以上落ち込み続けることはなかったと思います。日々の生活の中でちょこっとだけ落ち込んだときは、ジブリを見たりするかも。ジブリ作品って、幸せな気分のときもそうでないときも、両方に寄り添ってくれる気がするので。疲れたり、嫌なことがあったから見るというよりは、ふと「久々にナウシカ見たいな~」と思ったときに、「はっ、自分今凹んでるのか?」と気が付く感じです。ナウシカが見たくなったときと、萩尾望都さんの漫画が読みたくなったときが、自分が凹んでるかどうかのバロメーターかもしれません。

で、話が大きく逸れましたが、写真のクッキーは普通に美味しかったです。

「普通に」という表現を使うと、「それって、褒めてる?」みたいに突っ込んでくる人がいるんですが(いませんか?)、私は「普通に」という表現は嫌いではないです。例えば人づてに、「△△さんが〇〇さん(私)のこと、普通に綺麗って言ってたよ」とか、「普通にいい人って言ってたよ」とか言われると、猛烈に嬉しくなります。「すごく綺麗」って言われるより、「普通に綺麗」のほうがリアリティがあるからかもしれません。