今更ですが、5月の半ばに上野の東京文化会館にバレエを見に行きました。
演目は『ジゼル』。
バレエ『ジゼル』は、結婚前に命を落とした若い女性が「ウィリ」という精霊となり、森にやってきた若い男を死ぬまで踊らせるというドイツの民間伝承がもとになっています。
いやいや、失礼ですよね(笑)。
結婚せずに命を落とした女が現世に悔いを残しているなんて、誰が決めたんですか?
まったくもって失礼な話です。
なんて、昔のお話に文句を言っても仕方ないんですけどね。
そんなこと言ったら、バレエの古典作品なんて今では通用しない価値観ばかりです。
でも逆に、そこには今も昔も何も変わらない人間の姿が描かれてもいます。
第1幕で恋人の裏切りを知り命を落としたジゼルは、2幕でウィリとなり、森にやってきたかつての恋人を他のウィリたちから守り抜きます。
私だったら、自分を裏切った恋人を助けられるだろうか、、、。
ジゼルの無償の愛に涙し、また現実に戻っていきます。
で、現実に戻った私は、夕飯のお弁当を買って帰る、と。
1日目はイベリコ豚と牛サガリのお弁当。
2日目も牛サガリがメインのお弁当。
食べ過ぎですね~。
完全に食べ過ぎです。
これで「痩せたい」とか言ってるんだから、笑っちゃいますよね。
いや、笑えないか、、、。